24日(土)、名古屋市東区の「文化のみち百花百草」さんでひなまつりのコンサートを行いました。


クラリネットアンサンブルのクアルトさん主催で、オペラ歌手の加藤愛さんが歌い、私たちSechieがお雛さまの飾りつけを行いました。

コンサート風景です。

「さくらさくら」や「うれしいひなまつり」など、春の曲を一時間ほどお届けしました。

ひな祭りやお節句行事の魅力はお人形だけではなく、歌や演奏にもあります。


素敵な場所で生の音楽に触れ、伝統の技術で作られた今のお雛さまを見ることができるという、優雅で素晴らしい会になったことと思います。


私たちSechieのメンバーもひな祭りの魅力を再発見することとなりました(^^)


今後もこうした活動を幅広く行っていきたいと思っています。


今回に合わせて試作のお雛さまやお節句ツールもお披露目しましたので、そちらはGALLERYからどうぞご覧下さい!



お知らせです。


2月24日(土)に、名古屋市東区白壁にある「文化のみち・百科百草」さんにて、ひな祭りのコンサートを行います。


オペラ歌手の加藤愛さん、クラリネットアンサンブルのクアルトさんによる演奏会です。

「うれしいひなまつり」や「さくらさくら」などひな祭りに関連する演目で演奏し、同ホールにある蔵などで私たち Sechie のお雛様を展示します。


こんな場所です!


当日は、文化の道全体で「福よせ雛」等の展示も行われています。


この福よせ雛では少し前に作られたお雛様を楽しく展示しています。



一方で!私たちが扱うお雛様は「いま」作られているお雛様であり、今から作り出そうとしているお雛様です。


昔作られたお雛様を見る機会は沢山ありますが、今まさに作られているお雛様を見る機会は滅多にないと思います。


ですので、新旧あわせて楽しんでいただけるとひな祭りをより深く楽しんでいただけることと思います(^^)




お節句の文化は「飾って終わり」ではありません。


「暮らしと室礼」展では常滑焼を使ってお祝いのテーブルを作りましたし、今回は歌・音楽がテーマです。


よし深く、より楽しく、お節句文化を伝えていけたらいいです。


ぜひぜひお越しください。


◎チケットは大西人形まで!↓↓

名古屋市中区丸の内1-8-2

Tel:052-231-4104


◎「百科百草」:東区白壁四丁目91

http://higashinet.net/blog/hyakkahyakuso/about/

今年の2月にふとした話から活動を始めた「Sechie」プロジェクト。そこからお祭り出店やセミナー活動、展示会、と少しずつ形にしてきました。本当に少しの事でも沢山の人のご協力があってようやく成立するということを身にしみて感じています。

 

今週19日には忘年会を開きました。

特にご尽力頂いた柏木工(株)名古屋ショールームの奥村さんと一緒に、男4人のむさ苦しくも楽しい会でした。身になる話から荒唐無稽な話まで、一人終電を逃す程に色々なアイデアを話し合いました。少しずつ形にしていけると良いと思います。


来年2月後半には東区の文化の道「百科百草」でひな祭りのコンサートを行う予定で、ギャラリー展示も企画しています。

 

来年も続けてお節句の啓蒙活動を楽しくやって行きたいと思っています!展示会、セミナー、ワークショップ等、お節句に関わることなら割と何でも出来ますので、興味のある方はお気軽にどうぞ~。


一年間ありがとうございました!!

12月3~9日にかけて行った la maison des legumes さんでの「内裏雛展」の様子です。

「伝統のお雛さまをもっと自由に飾って楽しんで欲しい」という願いから、こちらのギャラリーのオーナー様であるテーブルコーディネーターの都木先生にお願いをし、和洋・アンティークを織り交ぜた飾り付けで沢山のお客様にお披露目をしました。


都木先生がお持ちのお道具類はどれも素晴らしくてセンスも抜群です。


お客様ともお話したのですが、3月近くなると多くの場所でひな祭りイベントは開かれ、その土地の商店さん達がお持ちの旧いお雛さまを見ることは出来ます。ですが、意外と今作られたお雛さまを今の暮らしの中でゆっくり見られる機会はほぼ皆無で、今の職人さんが作る素晴らしいお雛さまが沢山あるということを知らない方が圧倒的に多いという事実に気付かされました。

確かに、私たち人形店では沢山の商品を扱わなければならないため「生活空間に一つだけ飾る」というような展示方法はなかなか取れませんし、「楽しむ」より「選ぶ」ことに目が行ってしまっているような気がします。

前回の柏木工さんでの展示会同様、こうした機会をもっと増やして行くようにしたいです。

(チャンスをくださる方、ぜひご連絡下さい!)


上のウィリアムモリスの額装や、瓶子、ランプなどは都木先生のお持ち物です。

モリスや西洋の小物ともお雛さまはコラボ出来ます。


今年はいつもとは違った飾り方を!と思われる方はぜひ参考にして下さい。



↓以下レギュームさんリンク

GALLERYページもぜひ!


大西

 お節句品を扱っていてお客様から「どうやってお祝いしたらいいの?」と訊かれることがあります。確かに。疑問に思われるのももっともです。私たちは「お人形を飾っておしまい」はやめて欲しいと思っています。

 先月のセミナーで話した内容から説明させて頂きます。

 まず、お節句の雛人形・五月人形は持ち主さんのお守りであり厄除けの形代(かたしろ)です。形代にはお供えがいります。これは、お雛さまでいえば菱餅やひなあられ。端午の節句でいえば柏餅や粽。こうしたお菓子などの他にお花を活けても大丈夫です。お人形や鎧兜と一緒に飾って、一年の無事を感謝します。次に、お祝いの席です。お節句の日は「ハレ」の日ですので、お赤飯や鯛などでお祝いをします。大人はお酒ですね(^^)クリスマスにケーキを食べてシャンパンを開けるようなものです。

 この、「形代・お供え・宴席」が基本のワンセットです。

 さらに菖蒲湯に浸かったり、歌を歌ったりということが出来れば最高ですね!

 昔は家庭も人数が多く、みんな集まって食事をすればそれなりの宴会になって、子供にとっても楽しい時間を過ごせたのでしょうが、今は家族の人数が少ないので家庭で「お祝いモード」を作るのが難しいですよね。美味しいケーキや家族写真を残しておくだけでも思い出作りになって良いのかもしれません。


 さて、人形屋界隈では雛祭り商戦も始まり、色々なお人形屋さんが「インテリアにお洒落に飾る」お雛さまを謳い始めています。ただお洒落にするだけじゃなくて、ちょっとしたワンアクションを取り入れることでもっと深くお節句を楽しめます。私も面倒がらずに「丁寧な暮らし」を目指したいものです。

大西

昨日で5日間開催していた「暮らしと室礼展」が終わりました。


最初の3日間は展示会、後半2日間は柏木工(株)名古屋ショールーム様のお取引様へ向けたセミーという、二段構成で行いました。

前半の展示会は台風によるあいにくの天気でしたが、セミナーの二日間は天気も良く、沢山のプロのインテリアコーディネーターさんに楽しんで頂くことが出来て良かったと思います。

写真のように、実際の展示の前でお節句の知識やインテリアとの関わり方をお話しさせていただきました。



お節句のお飾りは「持ち主様の大切なお守りであると同時に季節を彩る室礼である」と思っています。この室礼という言葉は「お部屋の礼儀を整えること」を指し、英語で訳すならば「インテリアコーディネート」です。

いまはお客様をお迎えするべき客間や床の間がなくなりつつあり、その機能はリビングに集約されています。リビングの中でしつらうこと、それが住む人にとっても居心地の良い空間を作り出すことにも繋がります。


というようなことを「楽しく」表現できたらいいな、と思っています(^^)


一部写真を載せておきます。

galleyにも沢山アップしていますので見ていって下さい~。



この子たちはsechieの石川さんのところのお人形達です。

可愛い感じから大人な感じまでマルチです!

この子達(押し絵で季節の花をあしらったオブジェ)はsechieの河原さんが作ってくれたもの。

季節を楽しむツールにぴったり!本当に忙しい中、準備して下さいました(^^)

お正月や七夕の飾りも人形屋は準備できます。

盤プロジェクトさんの器でテーブルコーディネートをしてお祝い!!

おまけ。ちょっとアメリカンテイストな可愛い椅子です。

明日から開催される「暮らしと室礼展」に向け、柏木工(株)名古屋ショールーム様にて飾り付けを行って来ました。


昨年は大西人形本店と柏木工様だけのお付き合いでしたが、今年は当HP(Sechie)のメンバーも協力して下さり、一段と広がりを見せた飾り付けが出来ました(^^)


その中の一つ、テーマ「重陽」。

現代の家具が舞台装置となり見る人の目を釘付けにするような空間が生まれています。


お人形はsechieメンバーの石川さん(「アトリエほうこ」さん)のところのもの。

上に見える菊のオブジェは同じくメンバーの河原さん(「人形堂」さん)が、押し絵の技術を使って、展示会に向けて作って下さったものです。


柏木工さんの社員さんたちも釘付けでした(^^)


こちらの展示会、常滑焼きの「盤プロジェクト」さんの器を使ったお節句のテーブルコーディネートや販売もしております。


人形でも、焼き物でも、家具でも、どれでも興味のある方はぜひぜひお越しください!


お待ちしております!!



お知らせです。

去年に引き続き、10月27日(金)から29日(日)までの3日間、名古屋市中区伏見にある柏木工(株)名古屋ショールームにて「暮らしと室礼展」を開催します。

柏木工(株)さんは、飛騨高山に本社を置く飛騨家具のメーカーです。

「自然との共生・人がつくる・心の豊かさ・伝統を生かす・永続性」という飛騨デザイン憲章に基づくものづくりをされ、ウォールナットやオークなどを使った素敵な木の家具を扱います。

和室や床の間が減りつつある今、お節句の室礼は家具の上で飾り付けることが多くなっています。

その際に使われる家具はどんなものが良いのか、また、どんな飾り方をすればよいのか、そんなことを伝えながら、素敵にお洒落なお節句の飾り方を提案していきます。


期間中は私(代表・大西)が店頭にいますので、お人形のことやお節句のことで聞きたいことがあればどしどし質問して下さい!


※また、期間後の30・31日にはプロのコーディネーター様に向けたお節句セミナーも予定しています。こちらも興味のある方はお問い合せ下さい。お問い合せ先はCONTACTUSから。



多くの皆さまのご来場をお待ち申し上げております。


昨日は尾張旭市の工務店・木の香の家(東伸産業)様の秋祭りが無事開催され、私たちも参加させていただきました。

外では、飲食やワークショップのブースが沢山出店し、朝からすごくたくさんのお客様で賑わいました!

忙しすぎて実際に体験している写真が撮れなかったのですが、ワークショップで使った木目込鞠ストラップの材料たち。


会社の建物2階では、小さなお雛さまたちの展示と常滑焼きの物販もさせていただきました。

こちらも本当にたくさんのお客様に見て頂きました!

伝統工芸を間近に触れられる機会というのはあまりありません。若いママさんたちから「可愛いな~」とか「お洒落だね」なんて声をたくさん聞けたのが何より嬉しかったです。



最後。下の写真は常滑焼きとお雛さまのコラボ商品(?)です!

※まだどうやって売るかの目途は立っていません(笑)興味のある方はご相談下さい。

お知らせです。

9月18日(月・祝・雨天の場合は23日(土))、尾張旭市の工務店「木の香の家・株式会社東伸産業」さんにて秋のお祭りが開かれます。

屋台も出て「食べて作って」の楽しいお祭りです!

この中で、私たちも「鞠ストラップ作り体験」で出店させていただく他、小さなお雛さまや常滑焼きの展示販売もさせていただくことになりました!

メンバーみんなお祭りは大好きなので今から楽しみです。


どなたでも気軽に参加できますので、どしどし遊びにお越し下さいませ~!!

日本人形の技術を駆使して作る可愛い鞠ストラップ!

メンバー河原が丁寧に教えます!

お子様でも作れますよ~(^^)


 お雛さまや五月人形、お正月飾りなどのお節句の品を飾るとき、現代の生活空間でどこに飾ればよいのか。そんなことをよく考えています。先月のセキスイハイム様のセミナーではテレビボードやローボードを活用した飾り付けをしました。どの家具を使えばよいかというのはお客様の住宅事情によって様々でしょう。

 かつて、どこの家にも和室があり床の間があった時代には、お節句の飾りというのは迷うことなく床の間に飾り付けをしていました。先日、インテリア関係の方とお会いした際に「来客用のつもりで和室を作ったけれども、実際に来客時に使うことが少なく、あまり活用出来ていない方が多い」というお話を聞きました。これは、「床の間を活用出来ていない」ということも原因の一つだと考えられます。床の間とはお客様をおもてなしする際のお部屋の顔です。季節を感じていただいたり、暑い夏を涼しげに感じていただいたり、心を華やいでもらうために様々な工夫を凝らしてお客様をお迎えする、そのための空間です。洋間のリビングでもこうした工夫は出来ますが、折角作った和室(床の間)をきちんと設えてお客様をお迎えすることはやはり特別なおもてなしになるでしょう。

 しかしながら「床の間の飾り付け」と思うとすごくハードルが高く感じられますよね。特に新築を購入したばかりの20~30代の世代の方には難しく感じられることと思います。基本は「掛軸」と「お花」になりますが、掛軸も花瓶も安いものではないですし・・・。と、そんな方に初歩で使いやすいのが「色紙掛け」です。これは、掛軸のように壁に吊した布に色紙をはさんで飾るものです。数千円で買えますし、季節が変わったら色紙だけ取り替えればよいので手間もかかりません。お子さんの絵を掛けても楽しいですよね。この色紙掛けと、小さめの花瓶に少しお花を挿して飾っておくだけでも、床の間が何となく形になります。床の間をどうしたら良いか悩んでみえる方はぜひ一度試してみて下さい。


静岡セキスイハイムインテリア株式会社様でインテリアコーディネーターの皆様に向け、お節句のセミナーを行って来ました。本当に様々な方向からのご縁が重なり、また、静岡セキスイハイムインテリア株式会社様と(株)柏木工名古屋ショールーム様の多大なお力添えもあって実現しました。


「インテリアとお節句がどうして繋がるのか」と思う方もいらっしゃると思います。

私たちは、お節句品とは「お子様の大切なお守りであると同時に、季節の調度品や室礼でもある」と考えています。調度品とは、家具や日用品、あるいは室内装飾の道具を指します。また室礼とはそうした調度品をシーンに合わせて整え、飾り付けることです。

今の社会でこのことを仕事としているのはインテリアコーディネーター、あるいはテーブルコーディネーターの方々なのです。

インテリアコーディネーターの皆様がお客様に寄り添って「和」の提案を出来るようになると、日本文化とインテリア業界の双方にとって良いことなんじゃないかなと思っています。


だんだん難しい話になってきましたが、やることは案外簡単です(^^)

・家具の上面を活用する。

・結構シンプルにしちゃって良い。

・一輪挿しや、写真立て、額などを使って飾ってみる。


この辺りのイメージを掴んで頂きたいという思いで、なんと今回のセミナーには柏木工さんがテレビボードやシェルフ、リビングテーブルなどを貸して下さりました!思いを共有して下さる方(実は同級生ですが)がいるのはすごく嬉しいことです。

一部セミナー中の写真を載せておきます。

私の拙い説明でどれほど伝わったかというのがすごく不安なのですが、さすがセキスイハイムのインテリアコーディネーターの皆様、とても熱心に聞いて下さいました。

お客様の暮らしに添って、和も洋も提案出来るようになると良いです!


一部、GALLERYにも写真を載せていますのでよろしければご覧下さい。