遅ればせながら…五節句展2022の報告です。

一ヶ月以上、投稿が遅れてしまい申し訳ありません。(イソガシイッ!)

11月の4~6日に行った展示会、五節句展「四季とあそぶ工芸たち」のご報告です。


今年は、名古屋市瑞穂区にある有形文化財「東山荘」さんを一棟借り切って開催させていただきました。



タイトルに「四季とあそぶ工芸たち」とつけたのは、私たちセチエの3人だけではなく、各種工芸家さんたちのご協力を得て開かせていただいたからです。昨年同様、瀬戸の深田涼さん、名古屋で焼き締めの器を作陶されている江口葉菜子さんに加えて、今年は常滑の前川妙子さん(淳蔵さん夫婦)、尾張仏具の岩田三宝製作所さんにもご協力をいただきました。また、有松からは「有松絞りの鯉のぼり」をご提供いただき、お呈茶企画として那古野の茶房・花千花さんにもご協力いただきました。


工芸家の皆さんに協力を依頼しているのは、「節句」という文化が、本来は私たち人形屋だけで完結できるようなものではなく、器があったり、花活けがあったり、木工芸があることで、その楽しさが保たれていると思うからです。


私たちの人形ももちろん工芸品ですし、いろんな工芸が集まって、季節があって、喜びがある。まるで遊んでいるかのように…。次は何が加わるのか、楽しみにしていてください!


「こんなの作ったよ~」とか、

「ちょっと勉強してみた」とか、


そんな風に皆さんがご協力下さることが、時折奇跡のように感じます。物販会でもないのに…、本当に感謝です。

毎年アップグレードしていますが、まだまだイケると思っています(^^)


お客様の笑い声、自分たちの笑い声、お子様の喜ぶ声、そんな楽しさに包まれる文化に、これからも成長し続けますよう。


GALLARYページに写真を上げていますので、ぜひご覧ください。

Sechie ~節会~

「節会」とは、季節の変わり目・節句の日に行われるお祝いや宴のことです。日本文化の見直しがさけばれている近年にあって、節句という季節の伝統行事は少子化や生活環境の変化などの影響で家庭から姿を消そうとしています。日本古来からの美しい伝統行事を現代の暮らしに合わせて提案をする試みを始めました。展示会やセミナー、イベント等を通じて、四季折々の日本の文化を多くの方に楽しんで頂けると幸いです。

0コメント

  • 1000 / 1000