1月7日「人日」

あけましておめでとうございます。

昨年中は私たち〈SECHIEの会〉にお付き合い下さり誠にありがとうございました。

本年も色々とイベントの予定が入ってきております。

改めて一年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。



今日1月7日は、五節句のひとつ「人日(じんじつ)」です。

人日に関して、代表大西が中日新聞さんのWEB版にて投稿していますので、よろしければご覧下さい。

【中日新聞PLUS達人に訊け「大西人形五代目のコレで合ってる?節句の作法」】


↑人形堂さんの「七草の押し絵」

https://www.ningyodo.com/



一般には「七草粥を召し上がる日」、とされています。


江戸時代に定められた「人日」で、「正月の疲れた胃を整える」といったように伝えられていますが、他にも色々な伝承が残されているのが今日1月7日です。「白馬節会(あおうまのせちえ)」や「子の日の祝い(ねのひのいわい)」など、奥が深く、まだまだ検証が必要となる一日です。


いま人形屋は雛祭りに向けての商戦で大忙しのシーズンです。

それでも、ひな祭りも端午の節句も、もちろん人日も同じ節句行事の一つ。

季節のうつろいの中で時として〈自然に対する感謝の念〉が、また時として〈親から子への愛情〉が、様々な想いがかたち作られていくのが節句文化のいいところです。


楽しんで下さい。


Sechie ~節会~

「節会」とは、季節の変わり目・節句の日に行われるお祝いや宴のことです。日本文化の見直しがさけばれている近年にあって、節句という季節の伝統行事は少子化や生活環境の変化などの影響で家庭から姿を消そうとしています。日本古来からの美しい伝統行事を現代の暮らしに合わせて提案をする試みを始めました。展示会やセミナー、イベント等を通じて、四季折々の日本の文化を多くの方に楽しんで頂けると幸いです。

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